モンテッソーリのデメリットが知りたいです。

2歳の息子がいます。
モンテッソーリのデメリットについて教えてください。
モンテッソーリという方法で子育てをすれば、うちの息子も室内でおとなしく座って遊ぶようになるのでしょうか?
妻がモンテッソーリにハマっています。おうちモンテだそうです。
モンテッソーリについて書かれたサイトを参考に専用のおもちゃを購入して、息子に遊ばせようとしたことがありました。
しかし、うちの息子にはまだ早いのか合わないのか興味を示さず、走り回ったり飛んだりして遊びます。
共働きなので保育園に預けているのですが、元気過ぎて外遊びをなかなか止めなかったりお友達にケガをさせたりと、最近は冷や冷やしながらお迎えに行きます。
先生方もうちの子に手を焼いているのだろうな…と申し訳ないです。
妻も、何とか子どもの興味を引き出そうと工夫しては思い通りにならず、子育てストレスが増すばかり。
子どももおもちゃを投げるようになり、悪循環のような気がしてきました。
外で身体を動かす遊びが好きな子どもの場合、モンテッソーリはデメリットになるのでは?
妻と息子の関係がこれ以上ギクシャクしないようにしたいので、アドバイスお願いします。
モンテッソーリは保護者の理想を押し付ける教育ではありません。

モンテッソーリ教育にデメリットがあるとしたら、成果が数値化されなかったり、大人側の心に余裕が要ることだったりします。
“やってみると理想の子どもに変わった!”と明確な効果がすぐに実感できると勘違いしそうなうたい文句が見られる点も、デメリットと言えるのではないしょうか。
せいパパさんは、子どもが好きな遊びは何かを理解しながら、パートナーの気持ちも理解されていますね。
お子さんがおもちゃを投げるのであれば、いまは”投げる”という発達を伸ばしたいのかもしれません。投げても問題ないような(たとえば、丸めた新聞紙など)ものを用意して、思う存分”投げる遊び”を用意するのをおすすめします。
肩や肘が成長し、球技に強い子になった場合、楽しみが増えますよ。
まず、モンテッソーリ教育は、子どもを保護者の思い通りに動かすものではないということ。
モンテッソーリ教育は奥深くひとりひとりみんな違う、ということが前提なので、専用のおもちゃを買い与えれば完結するものではありません。
子どもに室内でおとなしく過ごしてほしいのは保護者の都合。
そうではなく、子どもが室内での遊びに自発的に熱中している場合、結果的に室内でおとなしく過ごすことになるのです。
モンテッソーリのデメリットとは?
モンテッソーリは0~6歳の子どもが自分で育つのを助ける教育法。
保護者が行うのは適切な環境を整えたり、手出し口出しは最低限におさえたり、タイミングよくサポートをすることなのですが、そう簡単にはいきません。
モンテッソーリ教育を深く理解できていないところ
モンテッソーリ教育は、マリア・モンテッソーリという教育者による教育法。
子どもの積極的に成長しようとする自発的な力を尊重することで、自ら考えて行動できる大人になると言われています。
モンテッソーリ教育の全てを理解するには、マリア・モンテッソーリの著書を全て読むのが確実です。しかし、余程の熱意がない限り難しいことなので、大切なポイントをおさえやってはいけないことに注意しましょう。
皆さんはいま子どもが何を求めているのかを把握できていますか?
子どもを観察するというのはモンテッソーリ教育の大切な要素の一つです。
また、モンテッソーリ教育を始めても、すぐに効果を実感できないかもしれません。やってみた結果どうだったのか数値化できないので、デメリットを感じることがあります。
時間や体力、心の余裕が必要になるところ
モンテッソーリ教育ではまず、子どもがいま何を求めているのかをよく見極め環境を整えることから始めるので、時間や体力や心の余裕が必須です。
日々の暮らしを何事もなく営みたい、と思う方には合わないかもしれません。
モンテッソーリがなぜデメリットになるのか
保護者はみんな、子どもに”こうあって欲しい”と望むものです。
しかし、モンテッソーリ教育では、子どもが自らの力で育っていくのを手助けするので、保護者の理想通りにならないケースがあるでしょう。
本当にモンテッソーリ教育なのかどうかがあいまいだから
モンテッソーリ教育の基準は“みんな違うこと”。
そのため、同じ月齢や年齢でも子どもによって関わり方を変えた方が良い場合があります。
人と違うことに不安を感じる方にとっては、モヤモヤする機会が多いです。
モンテッソーリ協会は全てを把握しきれていないから
日本モンテッソーリ協会(学会)をご存知でしょうか。
マリア・モンテッソーリが初代会長を務めた、国際モンテッソーリ協会の友好関係団体として承認された学会です。
モンテッソーリの教員を育てるコースもあるのですが、現在日本にあるモンテッソーリ関連の施設については全てを把握しきれていません。
さらに、モンテッソーリ教育をどのくらい導入しているかどうかも、施設によって異なります。
本当にモンテッソーリ教育なのかどうかは、各保護者の判断になるのです。
モンテッソーリの効果を短期的に求めるから
モンテッソーリ教育について書かれた本やサイトでは「才能を伸ばす」「本当の力を引き出す」などというキャッチコピーが書かれてあります。
すぐに成果を出したいと願う保護者は多く、子ども自身をよく観察するという作業を飛ばしがちです。子どもが嫌がったり、望み通りに成長しなかったりで、モンテッソーリ教育を止めたケースも見られます。
おうちモンテッソーリの落とし穴
モンテッソーリ教育では、子どもが今こだわっていることを重視します。
子どもは自分で伸ばしたい能力を知っている、という考え方によるもの。
保護者はその能力をつぶさないように、子どもの発達を伸ばすことができるような環境を整えられると良いでしょう。
しかし、疲れていたり見逃していたりして実現できないケースが多いようです。
具体的な例を以下にまとめました。
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子どもの気持ちを尊重しすぎて秩序がなくなる
子どものこだわりを伸ばすのがモンテッソーリ教育。
しかし、限りなくこだわり続けて良いわけではなく、しても良いorいけない、許容できるorできないことがあることを日常生活の中で教える必要があります。
線引きをしようとすれば子どもは癇癪を起しますが、これは自分の感情に折り合いをつけようと経験を重ねている真っただ中。
自分の感情をコントロールできるのは、乳幼児期からの日々の積み重ねによるものなのです。
“自分でやりたいけどできない”“自分で決めたいけど決めさせてもらえない”という経験も積むことで自制心を育みます。
決して子どもの要求に振り回されるようなことがないように注意しましょう。
保護者が手出し口出しをしてしまう
保護者は基本的に子どもを守りたいと思うものですが、失敗しないように先回りしたり、失敗したら素早く助けたりすると、子どもは自分で立ち上がる力が身につきません。
子どもが自分で気づき、自分で直そうと動くことができるかに価値があるので、保護者は手出し口出しをこらえる必要があります。
保護者に心の余裕が足りない
おうちモンテは、保護者の心身に余裕がない時は大変です。
子どもの“今やりたい”という行動は、保護者にとってはイタズラとして映ってしまうことが多いでしょう。
たとえば、引き出しの中身を全て引っ張り出したり、おもちゃを次々投げたりすることは、指でつかんで引っ張るという運動機能の発達や、投げることで肩や肘の発達につながります。
指でつかんで引っ張るおもちゃや、投げても害がないように丸めた新聞紙を用意することで、子どもの今伸ばしたい能力を育むことができるのです。
おうちモンテは、保護者側の心に余白を持たせることが必須とも言えます。

私の息子は歩き始める前から外遊びが好きです。
モンテッソーリ教育では室内での活動についての情報はたくさんありますが、外遊びのアドバイスが目立たないため、外遊び好きには不向きだと誤解されているように感じます。
しかし、モンテッソーリ教育では子どもを観察し、子どもが興味を持つ活動を行う教育方針なので、外遊び好きの子どもでも可能ではないでしょうか。
息子は室内であってもボールを投げるのが好きだったので、6歳以下の頃にモンテッソーリ教育と出会っていれば、室内の環境をもっと良くし、能力が伸ばせたなと思います。
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